2008年12月27日 星期六

年末年始にセール時期前倒し


景気の悪化によって、消費が一段と冷え込むなか、大手のデパートやスーパーの間では財布のヒモが緩みやすい年末年始を商機ととらえ、一部の商品のセールの時期を早めるなどさまざまな形で値下げを拡大する動きが活発になっています。

このうち「高島屋」は年の瀬の商戦に消費者を呼び込むため、26日から全国の店舗で一斉にセールを始めました。セールでは、衣料品やアクセサリーなどは平均で30%ほど値下げしています。また今回は、一部の商品の値下げの時期を早めて、セールの対象品を例年の3倍近くに増やしました。訪れた買い物客の1人は、「ボーナスの額が減ったのでセールの前倒しはうれしい」と話していました。高島屋の小倉里枝子婦人雑貨部長は「消費者が価格に対して非常に敏感になっている。今はファッションの提案よりセールが求られている」と話していました。一方、「イトーヨーカ堂」は、27日から大みそかまで一定金額の衣料品を買えば、不要となったスーツやハンドバッグなどを現金で引き取ってくれる初めてのサービスを始めます。このほか、「セブンーイレブン・ジャパン」は、年末に一部の商品を最大で30%値下げするほか、来年の年始には初めて、商品の値下げを行うことを検討しています。さらに「イオン」も低価格の自社ブランド品を年末に一部値下げし、デパートやスーパーの間では、財布のヒモが緩みやすい年末年始を商機ととらえ、消費者の獲得競争に拍車がかかっています。

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