2009年1月1日 星期四

青森 豊作祈る「裸参り」


青森県五所川原市で、締め込み姿の男たちが真冬の寒さの中を練り歩き新しい年の豊作を祈る伝統行事「裸参り」が、31日、行われました。

 「裸参り」は津軽地方に350年以上前から伝わる伝統行事で、五所川原市飯詰地区では小学6年生から60歳までの16人が参加しました。31日の五所川原市は、日中の最高気温が3度余りと身を切るような寒さになりましたが、鉢巻きに締め込み姿となった男たちは、まず冷たい水が張られたたるにつかり、身を清めました。続いて、重さ100キロ以上あるしめ縄や米俵などを奉納するため、神社までのおよそ700メートルを、沿道の見物の人から水を掛けられる中、お囃子の演奏とともに勇ましく練り歩きました。参加した32歳の男性は「心を新たにするため参加しました。水を掛けられて逆に燃えてきました」と、気合いを入れながら話していました。神社に到着した男たちは、本殿までの階段を一気に駆け上がり、新しい年の豊作と無病息災を祈りました。神社では、神様の御利益にあずかるため、供え物のみかんが見物人にもふるまわれ、大みそかの伝統行事を締めくくっていました。

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