2009年1月21日 星期三

半導体企業 台湾3社と統合へ


世界的な景気の悪化で半導体需要が急速に落ち込むなか、大手半導体メーカーの「エルピーダメモリ」は、経営基盤を強化するため、台湾のメーカー3社と経営統合する方向で大詰めの交渉を進めていることが明らかになり、合意すれば、台湾当局による半導体メーカー支援の公的資金の活用を申請する方針です。


エルピーダメモリは、「NEC」、「日立製作所」、それに「三菱電機」の3社が、DRAMと呼ばれる半導体の事業を統合した、この分野で売上高世界3位の国内唯一のメーカーです。関係者によりますと、エルピーダメモリは、世界8位の「プロモス」など、台湾のDRAMメーカー3社と経営統合する方向で大詰めの交渉を進めているということです。世界的な景気の悪化に伴う半導体需要の落ち込みで、エルピーダメモリは、去年9月の中間決算が400億円の営業赤字となりました。世界の多くの半導体メーカーが業績の悪化に直面していますが、台湾当局は、基幹産業となっている半導体メーカーの財務内容の悪化に対応し、公的資金による支援を検討しています。エルピーダメモリなど4社は、統合に合意すれば、この公的資金の活用を申請する方針で、日本メーカーが、再編をテコに海外の当局からの支援も受けて、抜本的な経営基盤の強化を図る動きとして注目されます。

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