2009年1月21日 星期三

築地市場 まぐろ競り見学再開

外国人観光客のマナーの悪さから中止されてきた東京・築地市場の「まぐろの競り」の見学が19日朝から再開されました。重要な観光資源という判断からで、新たに警備員を置く対策を取ったうえでの再開となりました。
築地市場の「まぐろの競り」の見学は、各国のガイドブックに紹介されたこともあって、外国人観光客が多い日には500人以上訪れていましたが、商品のまぐろを直接手で触るなどのマナー違反が相次ぎ、先月15日から中止されていました。見学の再開初日となった19日は、競りが始まる30分ほど前から外国人観光客が詰めかけ、市場の職員が注意点を書いたチラシを入り口で渡したあと、決められた場所に誘導しました。競りの見学は、重要な観光資源で日本の食文化をアピールする貴重な機会にもなっているという判断から再開されたもので、市場を運営する東京都は、これまで競りの会場周辺にはいなかった警備員を2人配置したということです。フランスから夫と見学に訪れたという観光客の女性は「魚を触らないようにするなど、マナーを守るのは当然だと思います。フランスにはこんな大きな市場はないので、見学が再開されてよかったです」と話していました。また、オランダ人の男性は「自分の国のガイドブックでも紹介されていたのでやってきました。競りの様子を見てとても興奮しました」と話していました。

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